クスコ州を中心とした豪雨被害からの復旧状況(2月15日)
クスコからマチュピチュ方面、プーノ方面への線路を管理するFTSA社が2月15日付けで
下記の発表を行いました。下記に概約をお伝えいたします。
・・・・FTSA社発表内容(概約)・・・・
アグアスカリエンテス(マチュピチュ村)-水力発電所区間の復旧完了について、
及びクスコ-プーノ間列車の2月22日からの運行再開予定に関して。
2010年2月15日(リマ市)。ペルー南部での路線管理会社FTSA社は先週土曜日2月13日に1月末の豪雨によって発生したビルカノタ川の氾濫による被害からの復旧作業に関して、水食発電所駅(122キロ地点)からアグアスカリエンテス駅(110キロ地点)の区間の復旧を終了した。,
FTSA社スタッフの尽力と良好な天候によって当初発表していた期間内に作業を終了することができた。
上記区間は来週明けまでには完全な復旧を遂げるが、しかしながら現在は水力発電所駅までの道路が豪雨の甚大な被害で閉鎖されている状態であり、ペルー政府がクスコ-サンタテレサ-水力発電所駅までの道路の復旧作業を終えるまでは乗客の輸送はできない。
道路の復旧工事は始まっているが、政府見解では復旧までには時間がかかる見通しである。
ピスカクーチョ-アグアスカリエンテス駅区間に関して
FTSA社はピスカクーチョ(82キロ地点)からアグアスカリエンテス(110キロ地点)までの区間の復旧作業も急いでいる。現段階では、82キロから84キロ地点の間と109キロから110キロ地点の間の復旧作業が進行し、107キロと90キロ各地点の復旧にもとりかかっている。
天候が良好な状態が続くとすれば、この区間の復旧は4月上旬になるかと予測され、クスコからオリャンタイタンボ-ピスカクーチョ間をバス等の車両にて、ピスカクーチョからアグアスカリエンテス間を列車で移動することによって観光客の輸送も可能となる。
クスコ-プーノ間の列車運行に関して
観光列車アンディアン・エクスプローラー号と貨物が運行されていたクスコ-プーノ間の線路も豪雨被害によって被害がでた為にFTSA社が復旧にあたっていた。
先週金曜日12日にサイラという地点まで復旧が終わっており、良好な天候が続くのであれば2月22日にはクスコ-プーノの区間は完全復旧ができる見通しとなった。
FTSA社はクスコからアグアスカリエンテスまでの区間で8箇所の復旧作業にあたっている。