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[2010-03-12] ペルー南部/南東部の大雨被害 復旧・最新情報
2010/03/10 【ペルー観光省 発表】 マチュピチュ観光の再開は近々可能の見通し ------発表内容------ ユネスコ世界自然歴史遺産マチュピチュは近々より安全な方法にて観光再開がされる見通しである。
運輸通信相、鉄道路線管理会社FTSA社、プロビアス(国家道路建設修復プロジェクト)、ペルー気象水理局、観光副大臣、プロムペルー輸出観光振興委員会の間で行われた情報連絡会議の結果、マチュピチュへのアクセス網復旧に関しては大きな進展が得られていることが確認できた。 マチュピチュへのアクセス(既存商業ルート) ・ 仮設のピスカクーチョ駅まではバス又は乗用車等を利用し、ピスカクーチョ駅からアグアスカリエンテス駅までは列車を利用する。
・ FTSA社は82km地点から90km地点まで及び106km地点から110km地点までの線路修復を完了。気候が良好な状態を前提とすればピスカクーチョ駅(82km地点)からアグアスカリエンテス駅(110km地点)への列車運行が3月29日(月)より可能となる。
・ 道路に関しては、現在クスコからオリャンタイタンボまでの被害を受けていない舗装道路があるが、オリャンタイタンボからピスカクーチョまでの約10kmの村道に関しては観光客を輸送するバスの安全な通行の為に道幅増幅と舗装の作業が必要となる。運輸通信省は昨日速やかに工事を始めるよう指示をだしたとのこと。
マチュピチュ北部からのアクセス方法 上記のアクセス方以外にもオリャンタイタンボからアルファマヨまでの舗装道路の後サンタマリア-サンタテレサ-コリユチャユック橋-水力発電所駅と行くルートを利用可能であるが運輸通信省によるとこのルートは豪雨の被害を受けているために現在ショベルカーやダンプカーなどの重機を使って修復工事を行っており、工事終了には約3ヶ月かかる見通しである。
インカ道 ・ 運輸交通省によると、徒歩でのアクセス道であるインカ道だが、現段階では橋が損壊していることも考えられ、安全を考慮して利用を勧める事はできない。
・ 気象水理局によると、3月は例年でも雨量が多く今年も同様にかなりの降雨量が見込まれている。
最後にマチュピチュ遺跡自体は豪雨の被害は受けていないことを強調する
ペルー観光省 公式発表
-------------------- | 2010/03/04 【ペルーレイル 発表】 クスコ州を中心とした豪雨被害からの復旧状況 3 クスコからマチュピチュ方面、プーノ方面への線路を運行するペルーレイル社が3月4日付けで下記の発表を行いました。下記に概約をお伝えいたします。
※注意 : 本文書はペルーレイル社の発表によるもので、運行再開の目処については、その根拠となる前提条件が天候状況という不確定な要素に拠っており、必ずしもこの予定通りに復旧作業が進むと保証できるものではありません。また、クスコからピスカクーチョへの道路の整備状況や先週末からの降雨の影響もありますので、実際に3月29日から再開されるのか、仮に再開された場合でも以前程の輸送キャパシティーを維持できるのか等、今だ不透明な部分が多いのが現状です。
------発表内容------ マチュピチュへの鉄道運行再開予定に関して (ピスカクーチョ-アグアスカリエンテス間)
2010年3月4日(クスコ市)。ペルー南部での鉄道運行会社ペルーレイル社は旅行業者と観光客を始めとする皆様に下記お知らせいたします。今朝、鉄道路線管理会社FTSA社はピスカクーチョ(82km地点)からアグアスカリエンテス(110km地点)への鉄道の運行が、クスコで好天が続くのであれば、早ければ3月29日(月曜日)には再開できる予定であると発表しました。
FTSA社からの発表によると、以前は再開予定は4月1日であったがFTSA社のエンジニア達による復旧作業が順調に進み、3月29日に前倒しできる見通しとなりました。ペルー観光産業の復興に寄与する賞賛に値する成果であると高く評価しております。
ペルーレイル社は現在安全な運行を回復させるべく運行計画を構築中であり、近日中に発表を行う予定です。
ペルーレイル社はマチュピチュを訪れたいという幾多の旅行者に希望を与えるこの作業に携わるFTSA社のエンジニアと作業チームの功績を称えるものであります。
ペルーレイル社 公式発表 -------------------- |
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