2010/03/30 【ペルーレイル 発表】 マチュピチュ-ピスカクーチョ間の列車運行
マチュピチュ遺跡への入場は明日4月1日から一般観光客の入場が許可されますが、依然としてマチュピチュ遺跡までの移動手段が限定されています。下記にペルーレイル社の本日3月31日付の発表を掲載いたします。ここで述べられているように、ペルーレイル社はピスカクーチョ~マチュピチュ区間の運行を再開したものの、始点となるピスカクーチョまでの交通手段を各自で手配することが前提条件となっています。依然として状況は流動的ですので、まずは弊社までお問い合わせください。
インカレイル社に続いてペルーレイル社も旅行業者に向けて下記の声明を発表しました。どちらの列車会社を利用する場合でもピスカクーチョまでは各自移動手段を手配しないといけません。(以下声明の概約)
------発表内容------
2010年4月1日から5月31日までのペルーレイル社のサービスに関して
旅行業者各位:
州当局の措置により、2010年4月1日から5月31日までの間ペルーレイル社を含む列車運行会社は乗客(旅行者及び住民)へのバスと列車による混合サービスを行うことはできず、ピスカクーチョ-マチュピチュ村(アグアスカリエンテス)間の列車運行のみ提供可能となった。
周知の通り、ペルーレイル社はクスコ又はオリャンタイタンボからピスカクーチョまでの陸路移動手段を提供することを約束していた。これは下記2つの理由からであった。
・旅行業者のオペレーションを容易にし時間に正確な運行と安全性を確保する為。
・陸路輸送の費用を賄うことによって旅行業者の負担を軽減する。列車運行のコストが高くオリャンタイタンボではなくピスカクーチョからの発着となっても差額が発生しない。
州当局の今回の措置により、ペルーレイル社はオリャンタイタンボ発着の料金をピスカクーチョまでの陸路輸送を含まずとも徴収する。
本日3月30日までに4月と5月に利用予定でクスコからの列車バス混合サービスにてチケットを購入した乗客に関してはクスコ発とオリャンタイタンボ発の差額分を返金する。
オリャンタイタンボ発着のチケットを購入した乗客でチケットをキャンセルしたい乗客に関しては乗客自ら若しくは旅行業者を通じてに係わらずチケット代金全額を返金する。(旅行日の24時間前までにペルーレイル社に通知すること)
ペルーレイル社の運行スケジュールに関しては別紙を参照のこと。
下記に当局が設定し管理するPhiry(オリャンタイタンボの先)からピスカクーチョまでの車両の通行時間を知らせる。
ピスカクーチョへ入る | ピスカクーチョから出る |
04:30hs - 07:30hs | 07:30hs - 09:00hs |
09:30hs - 10:40hs | 11:10hs - 13:00hs |
13:30hs - 16:30hs | 17:00hs - 17:30hs |
18:00hs - 19:30hs | 20:00hs - 23:30hs |
車両会社、旅行業者、旅行者一般に対して、ピスカクーチョでのペルーレイル社の運行列車の乗車時間に間に合うように必要な対策を講ずることを申請する。(少なくとも列車出発の30分前)。
最後に、上記措置は2010年6月1日に失効することをお伝えする。
ご理解に感謝する。
ペルーレイル社 公式発表