ニュース
[2017-11-09] 中前隆博 外務省 中南米局長 講演会
第一回ブラジル移民を乗せた笠戸丸がサントス港に到着したのが、1908年6月18日でしたから、来年2018年は、ブラジル移民110周年となります。190万人と推定され、日本国外で最大の日系社会が現在ブラジルに存在するのも、この移民の歴史の結果であります。この在ブラジル日系社会と日本の関係については、2000年の海外移住審議会意見では、「支援から協力へとする意識が重要」と述べられましたが、今年5月に外務省に提出された「中南米日系社会との連携に関する有識者懇談会(座長:堀坂浩太郎上智大学名誉教授)」報告書においては、「協力から連携へ」という中南米日系社会と日本の新しい関係の確立への提言がなされております。正に時代の要請が見事に提言に反映されているといえます。
中前局長は、本年7月までの3年間、在サンパウロ総領事として管轄地域(サンパウロ州、南マトグロッソ州、マトグロッソ州、「三角ミナス」地域)の多くの日系団体を訪問されました。この現場経験を踏まえて、今後、ブラジル日系社会とどう「連携」していくべきかについて語っていただく機会を設定しました。本講演会は、公益財団法人 海外日系人協会と共催で行います。
日時 : 11月22日(水) 14:00~15:30(13:30受付開始)
講演者: 中前隆博 外務省 中南米局長
演題 : ブラジル日系社会について
会費 : 個人会員 1,000円 法人会員 2,000円 非会員 3,000円
海外日系人協会 賛助会員 1,000円
場所 : フォーリン・プレスセンター会見室
住所:東京都千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンタービル6階
電話:03-3501-3401
アクセス:東京メトロ千代田線・丸の内線・日比谷線「霞ヶ関」駅
都営地下鉄三田線「内幸町」駅
お問い合わせ:日本ブラジル中央協会 事務局
E-mail:info@nipo-brasil.org