ペルー観光公式ガイド
トルヒーヨ(TRUJILLO)
詳細
穏やかな北部海岸地帯に位置するトルヒーヨは人口75万人のペルー第3の都市。気候もよく海産資源に恵まれているため、プレ・インカの時代からすでに大きな都市が築かれていた。郊外にはモチェ文化の神殿跡太陽のワカ・月のワカが今なお残る。2つセットになったピラミッド型の神殿が多く作られたのがこのモチェ文化の時期で、特に太陽のワカは規模の大きなものだ。
また、市街から車で15分ほどのところには、チムー時代のピラミッド型建造物ドラゴンのワカがある。インカに破れたチムー王国時代の首都の跡、広大な面積の計画都市チャンチャン遺跡はトルヒーヨから7kmの沿岸に位置する。紀元110年頃から栄え、美しく豊かな都市が形成されていたとされる。20k㎡ほどに広がった都市跡は10地区からなるが、一般に公開されているのはPALACIO TSCHUDIと呼ばれる地区のみ。ここはさらに8つの区画から成り、道は迷路のように入り組んでいる。アドベ(日干しレンガ)でできた壁には、チムー時代の特徴でもある鳥や魚をモチーフにした浮き彫りが施されている。
行き方
飛行機:リマから所要時間45分。
バス:リマから所要7~9時間。