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VOAR旅情報

リオデジャネイロ
キリストに抱かれた美しきサンバの町

 

リオデジャネイロ……1月の河。この町の名前を聞いたとき、私たちは一種の憧れとロマンを伴ってその姿を思い浮かべる。キリストに抱かれた美しいサンバの町を。 リオに強く心をひかれるのは、この町が今でも未知なるものへの好奇心を刺激してくれる、異国としての魅力を失っていないからだ。考えてみれば、ヨーロッパもアメリカも、主だった町は外国とは思えないほど身近なものになりすぎてし...

 

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マナウス
心躍る秘境アマゾンへの観光拠点

 

アマゾン河口のベレン市から、上流に遡ること1400キロ。アマゾナス州の州都マナウスはブラジル唯一の自由貿易港で、アマゾンの観光拠点にもなっている、活気あふれる町だ。

 

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アマゾン
地球の空気と人の心を洗う、大アマゾン

 

初めて目にしたアマゾン川は、川と呼ぶにはあまりにも大きかった。 ペルーのアンデス山脈に源を発し、マナウス、サンタレン、ベレンを経て大西洋に注ぎ込むまで、南米大陸を横切ること約6,500キロ、想像を超えた長さだ。川幅も河口付近になると320キロもあるというから、日本の川とはスケールが違う。 では、そんなアマゾンを肌で感じるにはどうするか。一番いいのは船に乗って...

 

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サンパウロ
多種多様な民族が混在する大都会

 

サンパウロブラジルの経済を支える商工業都市サンパウロは、約1600万人の人口を抱えるブラジル一の大都会。 ”人種のるつぼ”と例えられるように、ブラジルの中でも特に人種の多様化が進んでいる刺激的な町だ。 けれど、サンパウロを訪れた人の印象は、大きく2つに分かれる。ある人は「何も観る所がない町だった」と言い、また、ある人は「とてもおもしろい町だった」と言う。...

 

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ブラジリア
ゼロから誕生した夢の計画首都

 

海抜約1000メートルのゴイアス高原にゼロから建設されたブラジリアは、1960年、リオに代わって首都になった、人口約200万の行政都市。町は都市学者のルシオ・コスタと、国連ビルの設計でも知られる建築家オスカール・ニーマイヤーの斬新なアイデアを生かして設計され、空から見るとジェット機の形をしている。胴体の部分は広々とした緑のパブリックスペース。コックピットには国会議事...

 

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レシーフェ
南米ベニスと讃えられる水の都

 

ブラジルでビーチというとリオのコパカパーナやイパネマがあまりにも有名だが、熱帯地方に位置する北東部にも美しいビーチがたくさんある。 ヨーロッパからのヴァカンス客が多いここレシーフェも、知る人ぞ知る人気のリゾートだ。エメラルド色の海と白い砂浜。心地よい風が吹き抜けるヤシの林。海岸通りにはココナッツを山のように積み上げたわらぶき屋根のジューススタンドが等間隔で建ち並び...

 

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ポルト アレグレ
詩情豊かなガウーショの故郷

 

多民族国家ブラジルは、南から北まで,ひとつの国でありながら実に多彩な表情を持っている。その中でも、ポルト・アレグレを州都とするブラジル最南端のリオ・グランデ・ド・スール州は、ドイツ系やイタリア系移民が多く、ブラジルの中で最もヨーロッパ的な雰囲気が漂うところだ。  この地方は日本と同じく四季があり、近郊の大草原や丘陵地帯は、11月から2月にかけて花におおわれた一...

 

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サルヴァドール
アフリカ文化が息づく信仰の古都

 

1501年、ポルトガルの探検隊に発見され、ブラジル最初の首都として発展したバイア州サルバドールは、アフリカ伝来の宗教や文化が濃く残る神秘的な町だ。  一年中照りつける灼熱の太陽、精霊が宿る古い石畳の路地、魂を揺さぶるドラムの音。真っ白い民族衣装に身を包んだバイアーナ(バイアの女性)のエキゾチックな微笑みアカラジェ売りの露天から漂ってくるヤシ油の匂い......。ポ...

 

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グレートパンタナール
地の果てまで続く、水と緑の世界

 

ブラジル、ボリビア、パラグアイにまたがる大湿原パンタナール。パンタナールとは、湿地、沼沢地を意味するパンタノに、大きい、広いを意味するアールをつけたもの。その名のとおり、地の果てまで延々と続く湿原は、自然のスケールの凄さを見せつけるよう。ちなみに、面積は、約23万平方キロ、日本の本州に匹敵する広大さだ。   雨季と乾季で2つの違った顔を見せてくれるパンタナール...

 

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イグアスの滝
轟音と色彩の一大ページェント

 

ブラジルとアルゼンチンの国境にまたがる世界最大の滝、それがイグアスの滝だ。大小合わせて275もの滝が幅4キロにわたって広がり、最大落差は80メートル。数字を聞いてもなかなかピンとこないが、有名なナイアガラでさえ幅約1キロ、落差50メートルなのだ。  滝に行くには、28キロ離れたフォス・ド・イグアスの町が玄関口になる。まっすぐに延びる広い道を行くと、やがて瀟洒な...

 

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クスコ
インカ帝国の首都

 

リマから飛行機で1時間行くと、インカ帝国の首都クスコがある。町中や近郊には遺跡や要塞がいくつも点在し、橋やトンネル、灌漑用水路なども当時のままに残る。16世紀、ここを征服したスペイン人は数々の神殿を破壊し、その上に教会を建てたが、何回かの地震で建物は崩れてもインカの石組はびくともしなかったという。   そんな石組みも町のいたるところで目にすることができる。古び...

 

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マチュピチュ
謎に包まれたインカ秘密要塞

 

「空中都市」または「失われた都市」と呼ばれるマチュピチュは、ペルーが誇る世界遺産のひとつ。アンデス山脈の奥深く、周囲を切り立った山々で囲まれ、しかも断崖絶壁の山頂に造られたことから、「空中都市」と呼ばれている。  13世紀から15世紀にかけて、南米最大の帝国を築いたインカ帝国も、1532年スペイン人フランシスコ・ピサロが率いる200人足らずの軍隊によってあっけ...

 

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リマ
アンデス山脈に広がる赤茶けた大地の首都リマ

 

アンデス山脈の麓から太平洋岸に広がる赤茶けた大地、そこに忽然と現れる町が、ペルーの首都リマだ。空港から町に向かう途中で目にする赤や緑、黄色に塗り分けられた家並みは、土っぽい風景を見慣れた目にはことさら色鮮やかに映る。    リマの町は旧市街と新市街に分かれるが、リマらしさを味わうなら、やはり旧市街だろう。アルマス広場を中心に建ち並ぶ大聖堂ペルー政庁、市役所、どれ...

 

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ブエノスアイレス
白い石造りの家々と木々の緑が美しい街

 

世界有数の穀倉地帯パンパ(太平原)を背景に、ラ・プラタ川の河口に開けたアルゼンチンの首都、ブエノスアイレス。大通りが碁盤の目のように走り、白い石造りの家々と、木々の緑が目にも眩い美しい町だ。  町中にはたわわな枝を繁らせたユーカリの並木道や、パレルモ公園などいくつもの公園が点在し、行き交う人々に涼しげな影を落としている。特におすすめなのが夏を迎える11月ごろ。紫色...

 

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サンチャゴ
ヨーロッパの古い町並みを思わせる首都

 

チリといえば南米諸国の中でも高い教育水準を誇り、経済的にも安定した発展を遂げている国。6000メートル以上のアンデスの山々が眼前にそそり立つ首都サンチアゴも、ヨーロッパの古い町並みを思わせる重厚な建物と、石畳の道が続く落ち着いた雰囲気の町だ。博物館や美術館が多いのも、文化的水準の高さを物語っているといえるだろう。  ところでこのまちに来ると、みな一様に心がほっ...

 

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ラパス
世界最高所にある首都・世界最高所にある巨大湖

 

国土の大部分をアンデス山脈が占め、6000メートル級の山々が12座もあるボリビア。首都ラ・パスも3800メートルにあり、首都としては世界最高所の町。約4100メートルという、これも世界で最高地に作られたラ・パス空港に降り立って車を走らせると、やがて荒涼とした大地にぽっかり大きな穴が開いたように、すり鉢状をしたラ・パスの町が見える。上の方からアドべと呼ばれる日干しレン...

 

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モンテビデオ
古びた石造りの建物がひっそりと佇んでいる町

 

南米の最小国ウルグアイ。その首都モンテビデオは世界一広い川、ラ・プラタ川の河口に開けた町。アルゼンチンの首都のブエノスアイレスのちょうど対岸にある。かつてはヨーロッパ向けの牧場で潤い、模範的な社会制度を誇ったが、戦後の工業化の立ち遅れのため、ブエノスアイレスとは対照的にひっそりと佇んでいる感がある。   古びた石造りの建物が続き、そこを1940年、50年代の、...

 

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キト
世界で2番目に標高の高い首都

 

エクアドルは、まったく違った4つの顔を持った国である。まずは、ダーヴィンの進化論でも有名な稀少な動植物が存生存するガラパゴス島。次に万年雪に被われたアンデス山脈の山並みと遺跡の中に点在する色鮮やかなインディアンマーケット。さらに緑生い茂るアマゾンの熱帯雨林地域と美しい砂浜を持つ太平洋岸。あまりにも違った顔を次々と見せるエクアドルは、観光客にとって魅力に溢れたところで...

 

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オーロ・プレット
快適な気候に恵まれた宝石の産地

 

ブラジルは世界最大の宝石産出国。リオやサンパウロといった都市の宝石店をのぞけば、「私を見て、見て」といわんばかりに、大きなアクアマリンやトパーズ、アメジストなどのアクセサリーが輝きを競い合う。けれど、せっかくブラジルを訪れたなら、このチャンスにもうひと足延ばして宝石の故郷を訪ねてみてはどうだろう。  リオから482キロ、首都ブラジリアから655キロ離れたベロ・オリ...

 

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